マインドセットを変えるだけ!

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こんにちは、インディの浜島です。

今、インディのリスタート中ですがリスタート時の事業構想に影響を与えている本があります。複数冊あるのですがその中の1冊が、ライアン・ホリディ『グロースハッカー』です。

マインドセットを変える

この本には「マインドセット(考え方)を変える」と何度もできてますが、本当にグロースハックを通して事業の成長のさせ方についての考え方が変化します。

「マインドセット(考え方)を変える」と言われたら、なんか怖いですよね。宗教を変えさせるような不気味な雰囲気も感じます(笑)。が、そんなことはありません。なんと言っても、この著者自身が変わっていったことをベースに書かれているので押し付けがましいことはありません。

「グロースハックとは、ツールキットというよりも、マインドセット(考え方)だ」

ところで「グロースハッカーとは何?」って思いますよね。定義はこのように書かれています。ちょっと長いですが引用します。

グロースハッカーは、伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる。彼らの武器は、CMや宣伝や資金ではなく、電子メール、PPC(ペイパークリック)、ブログ、プラットフォームAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)だ。古い世代のマーケターが”ブランディング”や”マインドシェア”などの漠然としたものを追い回している間、グロースハッカーはひたすらユーザと成長とを追跡する。そして、戦略が当たれば、ユーザーがユーザーを引き込む連鎖反応が生まれる。グロースハッカーとは、自立し、自己増殖する成長マシンの発明者であり、オペレーターであり、整備士だ。この成長マシンが新興企業を成功に導くのだ。

この定義はわりと理解が難しいですね(笑)。

私は自分が理解している(理解して取り入れたい)ところは、「お金をかけずに、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる」という部分です。予算をたくさんかけて、ざっくりした検証で進めていくのはすごくストレスが溜まるタイプなのでグロースハックのこの考え方は合ってます。

グロースハックのマインドセットは、製品発表の数週間前に始まるのではなく、製品の開発・設計フィーズから始まる。

過去と今の違い

この本のもう一つ良いと思うのは、マーケティング(マーケターの仕事)の昔と今を比較をしているところです。今までのマーケティング方法と、最近のやり方(グロースハック)を理解できます。

シリコンバレーではない日本のような環境で新しいグロースハックをやっていくとしても、グロースハックしか知らなかったら今までのマーケティングとの違いもお客さんに説明できない。ただ新しいことだけをやっていてもお客さんは不安になるだけだろう。

この本の著者は、マーケターです。グロースハックを知るまでは今までのマーケティング方法でやって、実績も上げている立派な人のようです。

今までと新しい方法を書いていますが、(今までの)マーケティングもグロースハックも顧客獲得が目的です。

「マーケティングの本質はずっと変わらない−−−顧客が誰で、どこにいるかだ」

マーケティングをやってこなかった私にとってこの言葉はものすごくわかりやすいです。今までの経営者で成功した人たちは、おそらくグロースハッカーのマインドセットを持っていたんだろうなぁと感じます。

実際、私の経営者の先輩はグロースハッカーのことは知らなかったですが、手法はこの本に書いてあることを実践されていました。本質的なことは変わらないのだと思います。

人が欲しがるものを作れ

私はウェブデザイナーや営業という職業についたことはあるのですが、マーケティングとは無縁でした。マーケティングの私のイメージは「怪しい」です。

いろんな専門用語が出てきて、やたらとややこしいイメージがあります。マーケターとは普通の人がわからないことを知っているけどよくわからない人たち、というイメージです。

しかし、この本にはシンプルに書かれています。

「マーケティングの本質はずっと変わらない−−−顧客が誰で、どこにいるかだ」

人が欲しがるものを作れ。Yコンビネーター共同創業者ポール・グレアム

これ、わかりやすい。シンプルです。ここからスタートすればいいんですよね!

お客さんが誰でどこにいるのか、そして何を欲しがっているのか。しかし、あらゆる人が欲しがるものではなく新しい商品に敏感な人やアーリーアダプターを対象に考える。

製品やサービス、あるいは事業そのものやビジネスモデルは、それを見た最初の人が強い反応を占めるレベルになるまで改良できるものであり、また、そうすべきだとグロースハッカーは考える。

そして、最初の商品やサービスは完璧な商品ではなく、最終的な完成品の要素を持っている小さな製品を作り、それを市場に出して反応をみます。

「実用最小限の製品」(minimum viable product:MVP)でスタートし、ユーザーからのフィードバックに基いて改良していくことだと説明している。

そして、それを「いい感じ!」になるまで続ける。「いい感じ!」はどう表現したらいいのかわからないです(汗)。

グロースハッカーが「プロダクト・マーケット・フィット(PMF)」と呼ぶレベルにサービスが到達するまで、長い時間をかけて調査とイテレーションを行なっている。

イテレーションとは、「ソフトウェア開発用語で、短い間隔で反復しながら行なう開発サイクルのこと」です。

PMFとは、サービスと顧客(のニーズ)が完全にシンクロする状態を指す。

「いい感じ!」とは、こういうことです。

旧世代のマーケターが、サービスが完成してからマーケティングを始めるのとは対照的だ。

今までの感覚では、商品やサービスができてから広報したり、広告打ったり、営業に走るイメージですよね。昔の営業がよく言ってた「おれは(営業は)はたわしを売ってこいと言われたら売れないといけない」みたいな名言(迷言?)はわかりやすいです。

今や、PMFへの到達はマーケターの仕事だ。

マーケティングの仕事自体が変化しているのですね。

サービスが開発されるのに任せるのは、もうやめよう。われわれはアイデアの提供、ルールとガイドライン、そしてフィードバックによって開発に影響を与えることができるのだ。

これからのマーケティングは、「グロースハック」と名前を変えるというよりもマーケティングの仕事が変わるのかもしれないですね。商品やサービスができる前からマーケターもプロジェクトに関わって、一緒に作り上げていくんだと思います。

インディもこういう仕事をしていきたいと思ってます。ちょっと雑なまとめ方になってしまったので、後日改めて修正・改善します。

2016年9月12日に、すこし修正しました。

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